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Meister Interview 吉原 義人(Yoshihara Yoshindo )

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サーフィンフォトグラファー/U-SKE

サーフィンフォトグラファー
U-SKE

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  • ダイジェスト版(読了時間5分)
  • 記事全文(読了時間15分)

いい波は50年前も、100年後も変わらない。


また、「波」という視点で見ると「いい波」とは、時代を問わず変わらないはず。 1950年も、2012年も、2112年でも、サーファーや海が好きな人にとっての、「いい波」の概念は変わらないと思うし、自分がいま「いい波」として、撮っている画は、いつの時代にも「いい波」として、見る人の心に訴えかけると思う。ただ、何十年・何百年に「いい波」が立っている保証はない。いい波が立つ海岸や、その周りの自然環境が失われてしまっている可能性もあるし、人口の海や波に変わってしまっている可能性だってある。だから、今のいい画を自分の可能な限り撮り続けて残していきたいと思っている。

この写真も地元で撮った画。 葛飾北斎の作品で「神奈川沖浪裏」(=波間に富士山が描かれている画)のような画を撮ろうと、撮った1枚。

これは「世界に誇る日本の波」という雑誌の表紙を飾った同じく地元の1枚。

地元の人でさえも「これが地元の写真なのか?」と驚いてくれる。そんな美しい写真を撮りたい。
自分がいま、積極的に個展や展示会をやっているのは、写真を通して、これまで知らなかったもの、その場所の魅力に気づいて欲しいという思いがある。自分が撮った画をみて、海に興味を持ってくれたり、好きになってくれる人が増えれば、自然に海を大切にする人が増えると思うし、自分がサーフィンフォトグラファーをやっている意味があると考えている。

Q:何歳くらいまで現役でいたい?

本心はカメラを持って最後は海で死にたい。ただそれはプロとしてダサいし、何より人に迷惑をかける。 自分はいわゆる遊泳禁止の日に、好んで海に入っているわけなので、人に迷惑をかけずに、自己責任のもとでやることが大前提だと思っている。

Q:最後に好きなことを続けていくコツとは?

続けられるコツは情熱あるのみ。

自分が落ちそうになったときにも、それに勝てるだけの情熱を持つこと。
好きなことに突っ込めば突っ込むほど、自分の強い情熱に気づけると思う。 そのことで、逃すものもあるのかも知れないが、つかめるものの方が大きい。

とは言いながら、自分はいつも波乗り感覚。笑
いい波が来る時もあれば、まったく来ない時もある。
いい波が来ているのに、気付かず逃してしまうときもあるし、
自分が思い描いた通りに乗りこなせて、最高の気持ちになれる時もある。
後悔しないように、自分の感性に従うことだと思います。