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Meister Interview 緑 健児(Midori Kenji )

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新極真会代表理事/緑健児

新極真会代表理事
緑 健児

  • 緑 健児プロフィール
  • ダイジェスト版(読了時間5分)
  • 記事全文(読了時間15分)

稽古について


Q:極真空手で行う稽古とは?

大きく分けて2種類ある。空手の技や型を体得するための基本稽古と、それを試合に活用し相手に勝つための組手稽古。まず重要なのが基本稽古、空手家として基本的なスキルを身に付けるための稽古で、これができずに試合で勝てるということはまずありえないし、できなければ段位(帯の色)も上がらない。きつい姿勢でしっかりと静止した型を作れること、また力強さと柔軟性を持った動作ができること。これを何度も繰り返し行うことで、空手の型や技を体得すると共に、基礎体力がついてくる。 組手はそれを実戦で活かすための稽古。基本稽古がどんなにできても、実戦経験がなければ試合では勝てない。組手稽古を真剣に何度も繰り返し行うことで、相手の動きを読み、自分の間合いを掴み、相手に有効打を与えるタイミングと動きが見えてくる。

※談話:写真左/沖縄吉田道場責任者:吉田富和(三段)第26回全日本ウェイト制大会(中量級の部)優勝者

Q:精神面ではどんなことを教えている?

心身共に強くなること。
強さと共に優しさを身に付けることが空手道の本質。


力や技を身に付けるだけでなく、優しさや思いやりを伴うことが、極真空手であり武道の本質であると教えている。道場の中では、経験・段位によって縦の関係をしっかりと維持しつつも、互いを尊敬しあう人間関係が築かれることが重要と考えている。後輩は先輩を師と思い尊敬し、先輩は後輩を友人・兄弟と思い尊敬する。道場に対して、体育会系で怖いイメージを持つ人がいるかも知れないが、決して理不尽な縦社会ではない。道場に入ることによって、日常接する機会がないような、年齢や立場を超えて、さまざまな人と接することができる。全員が一つの目標に向かって取り組むこと、その中でいろんな価値観に触れることで、人として豊かになっていく。 また、先輩は後輩が強くならなければ自分の稽古にならない。武道だけでなく、仕事でも同じだと思うが、下の者を強くすることに一生懸命にならないと、自分に返ってこないという関係があるため、先輩は皆、後輩を強くするために一生懸命に指導している。

Q:「黒帯を取る」ことは、空手家として一人前と言えるか?

黒帯取得は入門してから、
最初に成すべき目標。


誰でも頑張って稽古をすれば、必ず黒帯は取れる。黒帯を取ってから、さらに高みへたどり着くための修行は続いていく。空手を始める人には、緑帯や茶帯ではなく、黒帯を取ることを最初の目標とするように指導している。