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Meister Interview 緑 健児(Midori Kenji )

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水中写真家/鍵井靖章

水中写真家
鍵井 靖章

  • 鍵井 靖章プロフィール
  • ダイジェスト版(読了時間5分)
  • 記事全文(読了時間15分)

今後の展望について


Q:水中写真家として、今後の展望をお聞かせください。

今後も世界に点在する、夢のような海の記録と、被災地の海の記録を撮り続けたい。

2013年2月に発行された「ダンゴウオ海の底から見た震災と再生」は、東日本大震災で被災した海が再生していく様子を、海底から撮り続けています。これまでずっと、夢の中のような環境で仕事をしてきた自分にとって、過酷な現実と正面から向き合うきっかけになった撮影です。海の底を記録するという役割を担えたことで、自分と自分の水中写真と社会が、繋がりを持つことができました。震災直後は、居ても立ってもいられずに、被災地の海の魚たちがどうしているのかを確かめたい気持ちしかありませんでした。 しかし、撮影を続けていく上で、地元の宮古市の方や漁師さんとも交流ができ、様々な視点で撮影を継続することができました。自然からも人からも撮影のヒントをたくさん頂いた2年間でした。

今後は世界に点在する、夢のような海中の画と共に、被災地の海中も記録し続け、水中カメラマンとして残すことができたらと思っています。我々には退職というものが無いので、体力が続く限り、現役を続けて行きたいですね。 先日妻から、8歳になる息子が「世界中の海を見て、世界一の写真家になる」、といった作文を学校で書いていたことを聞かされました。今後、彼がもつその夢が、どのように変化していくのかは分からないですが、僕自身が感じていることとして、今の大人、つまり僕ら世代が若い人たちに対して、大きな夢を持ってもらえるような仕事をすること、そして後身を育てるという使命感を感じています。息子もその候補の一人です。
実際に海に連れて行って、マンタとかジンベイザメとかを見せたこともあるのですが、「ジンベイザメは意外と小っちゃかった」と(笑)。僕が水中カメラマンになろうと決めたきっかけの一つである、あの雄大なスケールのジンベイザメを見て、「小さい」とは…子供の想像力にはいつも驚かされます。笑

メッセージ


Q:最後にプロとしての、鍵井さんのポリシーを教えてください!

大事なのは「継続」することです!継続はきっと「形」になる!

自分自身、カメラだけで食べて行くことが出来ず、たくさん苦労をしましたが、 諦めずに継続することで、一つの形を創り出せたのだと振り返っています。

夢を持って。
わき目も振らずにやり続けること。


もっとも単純にやりたいことをやる!これしかありません!